【令和元年度版】国内大手の宅配業者シェア一覧はコチラ
(2021年3月16日追加)
ヤマト運輸, 佐川急便, JPエクスプレス, 郵便事業, 西濃運輸, 福山通運...
どの名前も聞いたことがあるのではないでしょうか。それぞれ、宅急便, 飛脚宅配便, ペリカン便, ゆうパック, カンガルー便, フクツー宅配便を運営する運送会社です。
国内の宅配便市場は上位10便で99.9%を占めていますが、どのような順位になっているか知っている方は少ないのではないでしょうか。このページでは、国土交通省の資料(参照)から1%以上のシェアを持つサービスについて見ていきたいと思います。
今年の7月に発表された国土交通省「平成20年度宅配便等取扱実績について」より、宅配便名や事業者名は当時のものとなっています。
宅配便名 | 取扱事業者 | 取扱個数(万個) | 構成比 | 1秒当り |
---|---|---|---|---|
宅急便 | ヤマト運輸 | 123,053個 | 38.7% | 39.0個 |
飛脚宅配便 | 佐川急便 | 106,110個 | 33.4% | 33.6個 |
ペリカン便 | 日本通運など | 32,786個 | 10.3% | 10.4個 |
ゆうパック | 郵便事業 | 27,706個 | 8.7% | 8.8個 |
カンガルー便 | 西濃運輸など | 12,761個 | 4.0% | 4.0個 |
フクツー宅配便 | 福山通運など | 12,408個 | 3.9% | 3.9個 |
その他 | - | 2,926個 | 1.8% | 0.9個 |
上位2社がその他を大きく引き離していますが、ペリカン便とゆうパックの連合である「JPエクスプレス」の今後が注目されます。
※国土交通省では「宅配便とは、一般貨物自動車運送事業の特別積合せ貨物運送又はこれに準ずる貨物の運送及び利用運送事業の鉄道貨物運送、内航海運、貨物自動車運送、航空貨物運送のいずれか又はこれらを組み合わせて利用する運送であって、重量30kg以下の一口一個の貨物を特別な名称を付して運送した貨物をいう」と定義しています。
メール便名や事業者名は当時のものとなっています。
便名 | 取扱事業者 | 取扱冊数(万冊) | 構成比 | 1秒当り |
---|---|---|---|---|
ゆうメール | 郵便事業 | 242,489個 | 48.4% | 76.9個 |
クロネコメール便 | ヤマト運輸 | 223,160個 | 44.6% | 70.8個 |
飛脚メール便 | 佐川急便 | 14,901個 | 3.0% | 4.7個 |
ポストウェイメール便 | ポストウェイ | 10,851個 | 2.2% | 3.4個 |
中越メール便 | 中越運送 | 5,991個 | 1.2% | 1.9個 |
その他 | - | 3,514個 | 0.7% | 1.1個 |
メール便は、宅配便以上に3位以下のシェアが激減します。上位2社で93%のシェアを握っています。
※国土交通省では「本調査におけるメール便とは、書籍、雑誌、商品目録等比較的軽量な荷物を荷送人から引き受け、それらを荷受人の郵便受箱等に投函することにより運送行為を終了する運送サービスであって、一口一冊の貨物を特別な名称を付して運送した貨物をいう」と定義しています。
この資料は、消費者間, 企業→消費者, 企業→企業の運送形態に関係なく計算されていますので、個人の方には違和感のあるシェアかもしれません。
みなさんが利用しているサービスは何位にランクインしているでしょうか?
参照:
⇒ 宅配便・郵便の料金比較(送料の虎)
2009.10.5
※一週間の検索回数を元に集計