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JPエクスプレスの新宅配便のつかい方

日本郵便と日本通運が共同で立ち上げた新会社「JPエクスプレス」。今まで別々に運営されていたゆうパックとペリカン便の業務を一社で行うことで、コストの削減やサービス品質の向上を目指しています。

今年10月に予定されている新ブランド宅配便の立ち上げに向け、4月からは現行のサービス内容が一部変更になります。このページでは、4月に行われる変更をわかり易く解説します。

「ゆうパック」と「ペリカン便」が消える?

今年の1月には日本郵便と日本通運の宅配便事業統合に伴い、10月には長年親しまれてきた「ゆうパック」と「ペリカン便」の両ブランドは姿を消すことが報道されています。新しいブランド名は5月末に発表となり10月から運用開始となる予定ですが、一部では商品名の統一は困難との声も。では、4月から9月までの間はどのように使えばよいのでしょうか。

4月から、一部体系が変更に

10月からの本格統合に向け4月に変更される主な点は、ペリカン便の料金体系です。今までは3辺の長さと重量で料金が決まりましたが、今回の変更でゆうパックと同じ料金体系となるので、どちらのサービスで出しても同料金となります(例: ゆうパックで630円の場合は、ペリカン便でも630円)。

一方のゆうパック。今まで20円程度かかっていた着払手数料が、一般宅配便同様に無料となります。

4月からは「ゆうパック」か「ペリカン便」か?

それでは、2つのサービスで異なる点はどこでしょうか。

まず、現行ゆうパックは引き続き日本郵便が提供するのに比べ、現行ペリカン便は新会社JPエクスプレスが提供(日本通運又は日本郵便に集配委託する地域あり)します。次に、ペリカン便もゆうパックも対応するコンビニ・取扱店については現行のままとなります。

つまり、1.JPエクスプレスと日本郵便のサービス品質と、2.宅配便サービスの取扱店の2つの点を比較して選べばよいといえるでしょう。

ワンポイント

ゴルフペリカン便, スキーペリカン便, 空港ペリカン便は、現在のゴルフゆうパック, スキーゆうパック, 空港ゆうパックと同様の料金体系となります。

参照:
国内宅配便の料金比較
JPエクスプレス株式会社
郵便事業株式会社
日本通運株式会社

2009.3.16