「宅配便より少し遅くても、安い方が良い」
書籍・雑誌や万一の補償が不要な衣類など、送料を抑えて送りたいときに重宝するメール便。日本郵便の「ゆうメール(旧冊子小包)」もヤマト運輸の「クロネコメール便」も、年々取り扱い個数が増加しています。
このページでは、送るものに合わせてメール便サービスの特徴をご紹介したいと思います。
主要な宅配便会社がネットワークを活かしてメール便を配達しています。メール便の代名詞であるヤマト運輸のクロネコメール便のほか、厳密にはメール便ではありませんが日本郵便のゆうメール等は個人で1通からでも使えるサービスとして有名です。
法人向けには、佐川急便の飛脚メール便や日本通運のNITTSUメール便など大手宅配便会社によるものや、SBSポストウェイによるSBSメール便等が大きなシェアを持っています。
一般的に、手紙, 請求書, 証明書などの信書に当たる文書を除く荷物を送ることができます。3辺の合計サイズが70〜90cmで重量は1〜3kgまでと、比較的軽くて小さい荷物を送る時に便利なサービスです。 また、日本郵便のゆうメールでは印刷物や電磁的記録媒体などの冊子とされる荷物のみ送ることができ、衣類や食品などを送ることはできません。
サイズ以外の大きな違いは、
1.万一の時の補償
2.料金
の2点です。紛失や破損など、万一の時の補償が必要な荷物については宅配便(通常30万円まで補償)を利用しましょう。メール便の場合は一般的に送料分の補償となります。一方で、料金には大きな差があります。クロネコメール便は最低80円から発送することが可能です。
<1〜10通送る>
現時点で、1通からの配送に対応しているのはクロネコメール便とゆうメールです。どちらのサービスも、営業所・郵便窓口のほか特定のコンビニに持ち込むことが可能です。
<大量又は定期的に送る>
DMやカタログ送付など大量にメール便を送る場合や、定期的に会報を送る場合は、各メール便を扱う会社と料金や集荷方法等の交渉が可能です。法人のみのサービスもありますので事前にお問い合せ下さい。
オークションユーザやネットショップなどの発送では、一定の金額以下の商品や代替が可能な商品の場合、メール便で送るケースも増えてきています。宅配便とメール便のそれぞれの特徴を掴んで、上手に使い分けてください。
参照:
⇒ メール便の料金比較(送料の虎)
⇒ ゆうメール(旧冊子小包)
⇒ クロネコメール便
⇒ 飛脚メール便
⇒ 飛脚ゆうメール
⇒ NITTSUメール便
2009.8.3
※一週間の検索回数を元に集計