切手とは。
フリー百科事典の「ウィキペディア」によると、「郵便事業で行われる諸々のサービスの、料金前納を証明する証紙である。また郵便切手とも呼称する。また宣伝媒体として用いられたり、古銭や骨董品と同様に収集品の対象となる場合もある。」とあります。加えて、オークションで落札した商品の支払に使ったことがある方もいるのではないでしょうか。
近年、上記の各種支払い用, 宣伝媒体, 収集用に加え切手そのものの可愛さや楽しさを追求した商品もでてきました。2003年には写真や画像から切手が作れるサービスを当時の日本郵政公社が開始。現在はオリジナル切手作成サービスとして、インターネットからの申込を受け付けています。2006年のR25では、プリクラの代わりに切手を手帳に貼る女の子の存在も取り上げられました(参照)。
様々な魅力を持った切手ですが、インターネット全盛の現代、「封書を送る際にどれだけ切手を貼ったらよいか分からない」との声も聞かれます。このページでは、ハガキや封書など切手で送れるサービスについて紹介します。
はがきとのサイズは、日本郵便の内国郵便約款に定められており全国一律50円で送付することができます。最小サイズは14cm×9cm(2g)で、最大サイズは15.4cm×10.7cm(6g)となりますので自分でハガキを作る際にはサイズ内に収めるようにしましょう(※サイズを超える場合は、封書扱いで送ることが可能です)。
国内向けと同様に最小サイズと最大サイズが決められています(参照)。料金は航空便の場合で70円(世界一律)、船便の場合60円で、一般的な切手を貼り付けて送付することができます。
国内に封書を送る場合、定形郵便物と呼ばれる23.5cm×12cm×1cm(25g)のものが80円(同サイズで50g以下のものは90円)。比較的大きなものが送れる定形外郵便物は全国一律120円〜1,150円となります。重さによって料金が細かく変わりますので送料の虎の料金検索をご利用ください。
国内向けの封書とは最大サイズ等が異なりますが、一般的な切手を貼付して発送できます。日本に近い国宛ての封書は25gまで90円〜となりますが、あて先の国によって異なりますので事前にご確認ください。
※今後変更される可能性がありますのでご注意下さい(2009/8/31時点)。
日本郵便に集荷を依頼した場合や郵便窓口に持ち込んだ場合、ゆうパックやゆうメール(旧冊子小包)の支払も切手で行うことが可能です。この場合、荷物に切手が貼られますので受け手には切手支払であることが分かります。切手支払であることを知らせたくない場合は、料金別納郵便を希望する旨を伝えて別納郵便のハンコを押してもらいましょう(別納であることは分かります)。
荷物の切手払いは、郵便局や集荷の郵便局員など相手が日本郵便の場合に可能です。ローソンやサークルKサンクスなどのコンビニに持ち込む場合は、一般的に切手貼付でのお支払はできません。
国内宛と同様に、国際小包やEMSについて切手での支払が可能です。
金券ショップなどで購入する場合、普通切手は額面の91%程度、記念切手は額面の88%程度で購入することが可能です。また、Yahoo!オークション等のネットオークションで購入する場合、額面の80%程度から購入できる可能性があります。
ハガキから国際郵便まで、様々な用途に使える切手。古い切手でも基本的に額面通り使えます。家の中の切手を出してきて、上手に使ってみませんか?
参照:
⇒ 宅配便の料金検索(送料の虎)
⇒ 郵便番号検索(送料の虎)
2009.8.31
※一週間の検索回数を元に集計