SNSやフリマアプリの普及により、顔も知らない相手とやり取りしたり、荷物を送ったりするシーンが増えてきました。個人情報保護の観点からも、住所や氏名を相手に知られることなく荷物を送れる匿名配送はぜひ覚えておきたいサービスです。送り状の手書きは不要というメリットもあり、今後も匿名配送のシステムは充実していくのではないでしょうか。この記事では、個人が利用できる匿名配送サービスをまとめました(2020年9月現在)。
LINEの友だちに、住所や氏名を知らないまま匿名で荷物を送れるサービスです。匿名料金はかかりますが、荷物の持ち込み割引によって事実上相殺される金額設定となっています。重さのあるもの、大型の荷物などはこちらのサービスをご検討ください。
参照:
⇒ 宅急便をスマホで送る
SNS上での見知らぬ人との商品取引を想定して、匿名配送はもちろん、代金の受け渡しも匿名での取引が可能なアプリです。購入者が商品代金を払ってくれない、取引をドタキャンされる等、SNS上での取引の不安に即したサービスとなっています。
参照:
⇒ アズカリ
各種フリマ系サイト・アプリでも匿名配送サービスが用意されています。各社が提供するプラットフォームの利用者のみが使えるサービスですが、配送料金も抑えられており利便性の高さが特徴です。
【利用条件】
・各社フリマアプリ・サイト上での取引時のみ利用可能。
メルカリ
・メルカリが用意する3種類の配送方法で匿名配送が可能。
⇒ らくらくメルカリ便
⇒ ゆうゆうメルカリ便
⇒ 梱包・発送たのメル便
ラクマ
・匿名配送を希望する場合、日本郵便のかんたんラクマパックを選択する。かんたんラクマパック(ヤマト運輸)は匿名配送に対応していないので注意が必要。
⇒ かんたんラクマパック(日本郵便)
ヤフオク!
・ヤフオク!が用意する2種類の配送方法で匿名配送が可能。
⇒ ヤフネコ!パック
⇒ ゆうパック・ゆうパケットおてがる版
※フリマ系サイトの荷物持ち込みに利用できる場所については以下をご参照ください。
⇒ 送料の虎 コンビニ等に持ち込む
一口に匿名配送といっても、配送料や対応の配送サービス、荷物の規格などが異なりますので、取引や送りたい荷物に適したサービスをお選びください。また、受取人側も同じプラットフォームを利用していないと匿名配送が利用できないケースもありますのでご注意ください。手書きの送り状不要・スマホひとつで発送手配の終わる匿名配送は、個人間の取引をますます活発にしてくれそうです。
2020.9.4
※一週間の検索回数を元に集計